2010年10月29日
浜町付近の神社その1
「郷(さと)くんち」の記事以来最近は神社を見るとつい立ち寄ってみるようになってしまいました(^^)
先日長崎浜屋に行ったときもついでに近辺の神社の様子を写真に撮りました
ここはたくさんの人が行き交う本古川町通り(住所は万屋町)「セブンイレブン」(旧第一勧銀)の隣にある「本古川町自治会」がおくんちの「御座船」を格納している場所です・・・壁には「御座船」の写真が飾っているので目にした人も多いでしょうね。
改めて見ると「稲荷神社」の鳥居があり建物の2階には赤い鳥居も見えますが本殿も建物の中にあるのでしょうか? 来年の長崎くんちでは本古川町も踊町で参加しますから庭見せのときにでも確認しましょうか(^^)
中通りから中島川に向かい眼鏡橋を渡った栄町にはその名も立派な「長崎大神宮」があります。
祀っているのは「豐受皇大神」「鎭魂八柱神」「天照皇大神」で神社の案内でも「當長崎大神宮に鎮ります天照皇大神は日本民族の御祖先の伊勢市に鎮ります伊勢神宮の大神の御分霊を久邇宮朝彦親王の御封によって奉斎された御由緒あるあらたかなるお宮であります。」だそうです。
沿革
・明治11年(1878)伊勢神宮の内宮である皇太神宮を勧請し諏訪神社に鎮座
・明治19年(1886)大村町(現 万才町)に社殿を建立して移転。
・明治32年(1899)神宮奉斎会長崎本部、大村町大神宮と改称。
・昭和20年(1945)社殿は原爆による火災で焼失。
・昭和28年(1953)栄町の現在地に移転、改築。長崎大神宮となる。
参照HPはこちら
ビルの2階にあるのが信じられないくらい立派な社殿で狛犬も2階にいます
1階は駐車場になっていて奥に社務所があります。
続いてやってきたのは賑町の中央公園の横にある「坂上天満宮」です・・・長崎くんちのときには中央公園で奉納を終えた後ここに船などを置いて食事休憩をしているのをよく見かけますね(^^)
普段は素通りしてしまうくらい目立たない神社ですが改めて見ると結構格式高い造りになっています。昔は天満坂(大音寺坂)の上にあったので「坂上天満宮(神社)」と呼ばれたのですが原爆で消失した後坂の下に移転したのですが名前はそのままになっています。
手水舎の隣には天満宮のシンボルである「牛」も安置されていましたが、これには今まで気づきませんでした。
ちなみに隆慶一郎さんの「死ぬことと見つけたり」にも描かれた「深堀騒動」の舞台はその天満坂です。
これも何度も目にしているのですが気をつけてみたことが無いお稲荷さんですね、市役所から商工会議所に行って隣の坂をちょっと下った興善町にある「安豊稲荷神社」ですが狛犬の狐が可愛いですね(^^)
以前は豊後町だったのですね、境内には「第84代長崎奉行遠山左衛門尉景晋(遠山の金さんの父親)が奉納したとされる手水鉢石が残っているそうですが写真に撮り忘れました。