2015年12月09日

皿山人形浄瑠璃2015・・伽羅先代萩・政岡忠義の段

今年も波佐見町の「皿山人形浄瑠璃」を見てきました・・・歌舞伎は若い頃に何十回見たか判りませんし「文楽」も2回くらい見に行きましたが「人形浄瑠璃」を意識して見るようになったのはこの「皿山人形浄瑠璃」からでしょうね

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開演は午後1時半からなんですが3年前みたいに団体のお客さんが来ると席が無くなっちゃうし会場前の無料駐車場のスペースもさほど広くないので午後1時前には到着しました

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例年通りまずは「皿山大神宮」に参拝します

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会場の「皿山人形会館」前には昨年から登場した「募金箱」・・・今回も僅かですが協力させていただきました(^^;

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「皿山人形会館」に入ると舞台には人形が勢ぞろい(゜o゜)
今回の演目で使用する人形でしょうが「政岡」がいるのを見ると一昨年上演した「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」の続きを上演するみたいです

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開演前にいつもの人による演目の解説ですが今年はあらすじと登場人物の説明がありました・・・ほとんどのお客さんはストーリーは知らないでしょうからこれは良かったと思います
ちなみに上演するのはやはり「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」の「御殿の場」の続きで「正岡忠義の段」というそうです・・・歌舞伎では「御殿の場」のみですが人形浄瑠璃では二つに分けているみたいですね

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太夫と三味線も登場したところで

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「定式幕」は開きっぱなしでしたが「柝(き)」が入りいよいよ開演です

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栄御前が持参した(毒入り)お菓子を拒みたいのに「頼朝公からの差し入れ」という名目なので断れない政岡・・・さらに鶴千代も食べたそうにしています
そこに千松が登場してお菓子を横取りして口に運びますが当然悶え苦しみます

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そこでこの場の敵役「八汐」が「毒」で死んだのを隠そうと持っていた懐剣で千代松を殺害したうえ何度も刀を突き差しますが・・実の子を殺されたというのに政岡は全くの無関心

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その無関心さに栄御前は政岡が鶴千代と千松を入れ替えていたのだろうと考え計画を話し政岡を味方に引き入れようと考えます

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栄御前が帰った後には母親の立場に戻って我が子の死に嘆き悲しむ政岡ですが

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その姿を物陰から見かけた「八汐」が政岡に切りつけますが反対に討たれ政岡は子供の敵討ちをすることが出来ました

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歌舞伎では先ほどの栄御前と政岡の会話の後に「連判状」を渡されこの幕切れの場に登場する「大ネズミ」にその連判状を奪われるのですが、この人形浄瑠璃では味方である「沖の井」と共に薙刀を構えたところで幕・・・
やはりこの後に続く「床下」はやらないみたいですね

まぁストーリーを書いても知らない人にはチンプンカンプン(って最近も使うのかな?)でしょうが(^^;

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浄瑠璃語りの太夫もずいぶん上手になりましたし今年も楽しいひと時を過ごすことが出来ました(^^)


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