2014年12月10日

皿山人形浄瑠璃2014・・・「寿式三番叟」と「櫓のお七」

まだ12/7ですがやっと「皿山人形浄瑠璃」です^^;

人形浄瑠璃01
こちらが会場である「皿山人形浄瑠璃会館」です
13:30開演ということでしたが一昨年は15分前に入場したところ(団体客がいたせいもあり)大勢の観客が居て驚いた記憶があるので1時過ぎには到着しました

人形浄瑠璃01-2
皿山大神宮という神社の境内にあるので先ずは参拝

人形浄瑠璃01-3
さすがにまだ3分くらいの入りでした

人形浄瑠璃02
時間前になると恒例の保存会の方による本日の演し物の説明がありましたが「寿式三番叟」と「伊達娘恋緋鹿子(だてむすめこいのひかのこ)」をやるそうです・・・って昨年言っていた「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」の続きはどうなったのでしょうね^^;

人形浄瑠璃02-2
柝(き)が入り、定式幕が開きいよいよスタートです・・・この瞬間は何度見てもわくわくしますね

人形浄瑠璃03
昨年は「二人三番叟」でしたが今年は「寿式三番叟」ですから昨年以上におめでたい演し物です

人形浄瑠璃03-1

人形浄瑠璃03-2
若い頃は歌舞伎の舞台で何度も三番叟は見ましたがあまり興味がなかったのでほとんど覚えていませんね^^;

人形浄瑠璃04
続いて太夫・三味線弾きが登場して

人形浄瑠璃04-2
「伊達娘恋緋鹿子・火の見櫓の段」俗に言う「櫓のお七」の開幕です

人形浄瑠璃04-3
舞台下手から主人公の「八百屋お七」の登場です
ちなみに一般的な「八百屋お七」の伝説では「火事の避難先で出会った吉三郎に一目惚れしたお七が再び逢いたいがために放火をした」ということになっていますが、歌舞伎や人形浄瑠璃では木戸を開けたいがために火の見櫓の鐘を鳴らした」というストーリーになっています

人形浄瑠璃04-4
火事でもないのに鐘を鳴らせば死刑になるのですが覚悟を決める八百屋お七・・・

人形浄瑠璃04-6
太夫も声が一段と冴え渡ります・・・この若い太夫(松尾さんかな?)はかなり上手になりましたね
そのうちこの人の語りで「艶容女舞衣」の「今ごろは半七さん〜」の名調子を聞いてみたいものです^^;

人形浄瑠璃04-7
雪の降る中火の見櫓へ上がろうとする八百屋お七・・・何度か失敗するところが一番の見せ場ですね

人形浄瑠璃04-8
人形遣いの姿が見えませんが梯子の向こうから操作しています^^;

人形浄瑠璃04-9
やっと上がることができて鐘を打ち鳴らすお七・・・

人形浄瑠璃05
歌舞伎で阪東玉三郎が演じていたら「大和屋!」と掛け声がかかる場面です(^^)

上演時間はちょっと短いですし登場人物も一人でしたから女房は「ちょっと物足りない」そうですが義太夫を聞いているだけでもなかなか良かったですね・・・来年は何を演じてくれるのでしょうか(^^)

ちなみに今回は入口に募金箱が置いていましたがやはり県からや波佐見町からの助成金だけでの存続は大変みたいですね・・・私も些少ですが寄付させていただきました^^;


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